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( ^ω^)空中庭園と海底都市のようです

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:19:16.48 ID:Ycs1b4N30
まとめてくださっているサイト様
http://localboon.web.fc2.com/097/top.html


マップみたいなの
http://up3.viploader.net/ippan/src/vlippan125974.gif

ジャックの剣・ジルの剣・リッパー・マーダー
http://viploader.net/ippan/src/vlippan125975.gif

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:19:49.05 ID:Ycs1b4N30
遅くなってすみません

最後の最後に詰め込みすぎたうぇい

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:20:31.70 ID:Ycs1b4N30
『四話目 交響曲4』



[1.覚え]



その壊れた家の前で泣き叫ぶギコを見て、僕たちはすぐに理解した。
この家の中にいた男女が、ギコの両親だって。

だから僕は手に持っていた花束を、ギコから見えないように隠して、
この場を立ち去ろうとした。

けれど、気付かれてしまった。


(,,゚Д゚)「…チャペルか」

( ゚−゚)「!」

(,,゚Д゚)「…今後ろに隠したのは何だ?」

( ゚−゚)「……」


後ろめたさから、後ずさりをしてしまう。
だって、この二人を殺したのは…。



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:21:24.95 ID:Ycs1b4N30


(,,゚Д゚)「今、見えたぞ。花束、だな?」

(;゚−゚)「…あ…」

(;*゚ー゚)「ギコ君、これは…」


しぃは、僕を庇おうとしてくれた。けれど、ギコは表情を変えないままだった。
表情は変わらないけど、確かに怒りが見えた。
ギコの声がだんだんと変わっていく。


(,,゚Д゚)「何故花束なんて持っている」

(;゚−゚)「………」

(,,゚Д゚)「言えないようなことか?」

(;*゚ー゚)「ギコ君、違うの!聞いて!話を聞いて!」

(,,゚Д゚)「何が違うんだ!?花束なんて、関係者しか持ってこないだろ!!」


しかも王様が直々に花束を持ってきた。



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:22:19.14 ID:Ycs1b4N30

(,, Д )「友達だと…思っていたのに」


そのとき僕の目の前には、ギコの強く握られた拳があった。

僕の目の前が真っ白になった。










('A`)「…なんだ?ここから先は無いのか?」


その過去を、チャペルに取り込まれた中で見ていたブーンとドクオは、
記憶の途切れを疑問に思った。


( ^ω^)「チャペルさーん?おーい」


チャペルの中にいるため、外で何が起こっているのかは全く分からない。
でもこの声はチャペルに聞こえるはずだ。


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:23:50.12 ID:Ycs1b4N30

その声を聞いたのか、チャペルは二人に反応した。


―…ごめんね。今、見せれないみたいなんだ…。

( ^ω^)「……記憶喪失かお?」

―違う違う。ちゃんと覚えているよ。見せれないだけだ。
 …けど、覚えていないことはある。
 自分がどこで生まれたのかも、誕生日も、父親も母親も覚えていないんだ。

('A`)「そう言えば、さっきの記憶では兄者と弟者は、
   ちゃんと出身場所を覚えていたよな」

―うん、そうだね。皆、ちゃんと出身を知っている。
 君達と女神以外はね。


チャペルはそう言った後、突然叫び声をあげた。



―ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!



ブーンとドクオはそのチャペルの声に驚いて、チャペルに話しかける。



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:25:26.20 ID:Ycs1b4N30



(;^ω^)「どうしたんだお!?」

(;'A`)「おい!何があった!?」









チャペルの声が、消えた。










8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:27:11.89 ID:Ycs1b4N30



[2.決着]




ブーンとドクオがチャペルの中で記憶を見ている間、
チャペルは外でギコと戦っていた。


( ゚−゚)「久しぶり、だね」

(,,゚Д゚)「…俺は違うが、あいつはそうだな」

( ゚−゚)「…あいつって、やっぱり過去のギコだよね」

(,,゚Д゚)「やはり知っていたのか、俺が過去のギコと干渉していたと」

( ゚−゚)「どうやって干渉したのかは知らないけどね」


音の無い空中庭園で、ギコとチャペルは向かい合った。
その様子をしぃは眺めていた。


( ゚−゚)「…しぃも、久しぶり」

(*゚ー゚)「……?」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:28:29.31 ID:Ycs1b4N30


しぃは、この人物が誰なのか分からなかった。
当然だろう。遠い過去の人物なのだから。
いや、過去ですらないだろうか。


ギコは、チャペルにリッパーを向けた。

そしてチャペルもマーダーを構え、悲しそうに笑った。


(,,゚Д゚)「そう簡単に過去を繰り返させてもらえない、か」

( ゚−゚)「……」

(,,゚Д゚)「行くぞ!」



二人は、剣を交えた。

そして二人は不思議な呪文を唱えて、
ギコはあの黒い姿に、チャペルは、真っ白い姿に変わった。


白い剣が振るわれ、黒い剣が防ぐ。

黒い剣が振るわれ、白い剣が防ぐ。


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:29:35.86 ID:Ycs1b4N30

ずっとそれの繰り返しだった。

しぃは、それを見ていることしか出来なかった。

何故か歌を歌えなかった。


二人の動きはあまりにも速くて、目では追えなかった。
だからしぃはぎゅっと目を瞑り、音だけを聞いていた。




けれどその繰り返しが、止まった。


( − )「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」


少し手を動かすのが遅かったのだ。

チャペルのお腹には、真っ黒い剣が堂々と刺さっていた。


( − )「…が……」

(,,゚Д゚)「同じだ!全てが同じになる!
     あの時負けたお前が、俺に勝てるはずがないんだよ!!」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:30:11.79 ID:Ycs1b4N30

( − )「……う…」

(,,゚Д゚)「この世界もまた、俺だけの世界となる。
     あいつみたいにな」


こんなに簡単にやられてしまっていいのか。
わざわざ外に出て、肉体まで借りたのに。

決着が、こんなにも簡単に決まってもいいのだろうか。


( − )「…まだ、だ…」


チャペルは血を吐きながら、黒い剣を引き抜いた。


(,,゚Д゚)「!!」

( − )「ゲホッ……まだ…」


( ゚−゚)「まだ、終わらせない!!」






12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:31:30.79 ID:Ycs1b4N30



[3.物語と真相]



昔、ホワイトチャペルという世界に、
空の国と海の国という二つの国がありました。

空の国を治めていたのは、ブーンという騎士。
それを支えていたのは、ツンという女神。

海の国を治めていたのは、ドクオという騎士。
それを支えていたのは、クーという女神。


二つの国は、平和な時間を過ごしていきました。
争いなんてありませんでした。

けれどいつの日にか時間が経ちすぎて、
二人の騎士は亡くなってしまいました。
二人の女神も亡くなってしまいました。

二人の騎士は、自分達が居なくなったら
その後の世界はどうなってしまうのかと
死ぬ前に考えていました。
二人の女神も、同じ事を考えていました。



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:32:24.72 ID:Ycs1b4N30


その後、四人のいなくなった世界は滅んでしまいました。
それほど四人は重要な人物だったのです。

けれど四人の強い意志は、空間に残りました。
誰も居ない空間に、残ってしまいました。
このすばらしい世界を終わらせたくないという、強い思いが。



その思いは世界の時間を巻き戻させ、
また、世界は始まりました。

滅んだはずの世界は、動き出しました。



そして二人の騎士の強い思いが具現化したのが、
ホワイトチャペル≠ニいう人物でした。
世界の名前ではなく、人物の名前。

それは二人の騎士の思いが生み出した、
この世には存在するはずのない、架空の人物。
存在してはならない人物≠セったのです。

想像上の人物であったため、過去に戻れる力を使えたのです。
《マーダー》という剣も、想像上の剣でした。



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:33:57.08 ID:Ycs1b4N30


そして、二人の女神の強い思いも留まって、
しぃ≠ニいう人物に具現化させました。
ですが、このしぃという人物は、チャペルとは違いました。

昔からここにいたかのように、本物の人物となったのです。
架空ではなく、本当にここに存在してしまったのです。

そして、歌を歌い、剣の力を強める力を手に入れたのです。


ですがこの新しい世界も、長くは続きませんでした。
ギコという人物の両親が亡くなり、それがきっかけで、
ギコは争いを好んでいくようになりました。

そのとき、《リッパー》という剣が落ちてきました。
このときは、マーダーと同じ想像上の剣だったため、
二つの剣ではなく、一つの剣でした。

そしてギコはリッパーを握り、勢力を高め、
闇の国を建国しました。

ギコはどんどん勢力を高めていって、自身の力も強めていきました。
そして二つの国に宣戦布告をし、チャペルに戦いを挑みました。
昔の友を、仇としか見れなくなったのです。



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:35:10.92 ID:Ycs1b4N30

ですが、ギコは戦いの約束を破って海王と空王を暗殺し、
海王と空王を守ろうとした海の住人と空の住人も、
全て殺してしまいました。

成す術がないほど、ギコはとてつもなく強くなっていたのです。

そしてそれがきっかけで、ギコは容赦なく人々を殺していきました。
罪の無い人たちを、殺していきました。

チャペルとしぃと戦士は、必死でギコを止めようとしましたが、
それも虚しく、戦士はおろか、チャペルとしぃも殺されてしまいました。
見境なく殺されました。


そして、世界はまた滅びました。
たった一人、ギコを残して。
世界を自分のものにするという、強い欲に溺れて。



ですが、チャペルとしぃもまた、
この世界に対する強い思い≠ェありました。

その強い思いはまた世界を巻き戻させ、
二人の騎士と、二人の女神を具現化させました。

昔死んだはずの、あの四人を。



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:36:44.35 ID:Ycs1b4N30

《マーダー》という剣は存在しないことになり、
二つの剣に分かれて、この世界に落ちました。
それが《ジャックの剣》と、《ジルの剣》なのです。

《リッパー》という剣も、二つの剣に分かれました。
ですが、こちらは二つで一つの剣となりました。

しぃの不思議な力は、《アコーディオン》と《ヴァイオリン》
という楽器になり、世界に落ちました。


でもチャペルはそのまま果ての空間へと消えてしまったのに、
何故か、しぃだけは世界に残りました。
巻き戻された時間の中に、取り残されました。

昔はチャペルだったはずのブーンとドクオには、ツンとクーがいました。
そこにチャペルはいませんでした。
愛する人は、消えました。

でも、愛していたことすら、チャペルという人物が
存在していたのかすら、当然ながらしぃは忘れていました。
行き場失ったしぃは、ギコの方へと行ってしまいました。
そして、どことない後ろめたさが、ずっとしぃに纏わりつきました。

ですがしぃは信じて疑いませんでした。
ギコが、運命の人だったのだと。




17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:37:41.90 ID:Ycs1b4N30



世界の滅亡を阻止しようとする人物によって、ずっと繰り返される。
世界はずっと同じ時間を通る。


けれど、世界が滅ぶ方向へと、繰り返される。
何度繰り返しても、世界は滅ぶ。

この世界の運命は、変えられない。












18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:39:39.23 ID:Ycs1b4N30


[4.最後]



( ゚−゚)「僕はどうなったっていい!でも、でも、君だけは、絶対に倒す!!
    じゃないとまた、世界は滅んでしまう!」

(,,゚Д゚)「その体でどうやって倒すっていうんだ?」

( ゚−゚)「…一人の王でも、二人の騎士でも倒せないなら…
    

( ゚−゚)「三人で、戦ってやる」




チャペルは、自分の中にいるブーンとドクオに話しかけた。





(;^ω^)「ど、どういうことだお!?」

(;'A`)「今チャペルは、俺達と俺達の剣の肉体を借りているから、
    外に居れるんじゃないのか!?」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:40:49.00 ID:Ycs1b4N30

―そうだよ。だから君達がここから外に出れば、僕は完全に崩壊しかねない。
 だって僕は、君達の架空の存在なんだからね。

(;^ω^)「……」

―けど、僕じゃ勝てなかった。昔負けたように、今も勝てなかった。
 少しの希望は、打ち砕かれた。
 だから今度は次の可能性にかけるんだ。

(;'A`)「俺達三人でギコを倒す、か」

―…あれだけ強いから、三つの剣を持った僕たちでも倒せるかは分からないけど。
 今僕たちが負ければ、また世界は崩壊してしまう。
 空の人も海の人も皆殺されたけど、頂点の僕たちが勝てば、
 少しは希望が見えるかもしれない。

―……お願いだ。僕はどうなったっていい。
 だから、ギコを一緒に倒してくれないかな。



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:42:36.49 ID:Ycs1b4N30


腹を刺されて苦しいだろうに、チャペルは一緒に戦ってくれないかと
何度も何度も催促してきた。


('A`)「…俺達だって、ギコを倒さなくちゃいけない」

( ^ω^)「だからこそ、僕たちだってチャペルと同じ思いだお」

―それじゃあ…!

( ^ω^)「もちろんだお!」













21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:43:25.42 ID:Ycs1b4N30

( ^ω^)「おお、外に出たお」

('A`)「なんか知らんが懐かしいな」


そこには、二人の騎士の姿があった。


( ゚−゚)「来てくれて嬉しいよ」


お腹の周りを血塗れにしたチャペルは、二人の姿を見て喜んだ。


(,,゚Д゚)「なっ…逃げたんじゃなかったのか」


それを見て驚いたのは、ギコとしぃだった。

だがチャペルの姿が、一瞬薄れたように見えた。
いや、見えたのではない。気のせいではない。
本当に、薄れている。


( ゚−゚)「…消える前に決着をつけれるかな…」

( ^ω^)「もちろん全力で」

('A`)「行くぞ!」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:44:01.17 ID:Ycs1b4N30



(,,゚Д゚)「ハハハハハッ!面白い!やれるものならやってみろ!!」




二人は不思議な呪文を唱えて、
ブーンは薄い緑色の姿に、ドクオは薄い青色の姿へと変わった。


(,,゚Д゚)「!!」

(,,゚Д゚)「まさか……開けれた≠フか?お前達」



( ^ω^)「舐めてもらっちゃ困るお!」












23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:44:55.47 ID:Ycs1b4N30



白いものと、薄緑のものと、薄青のものに、
黒いものはおされていた。

あれだけ強かったギコですら、三人の開けた≠烽フには、
少々てこずってしまう。


(,,゚Д゚)「…くっ」


だんだんと、攻撃ではなく、防ぐことしかできなくなってきた。

だが、その間にもチャペルの姿はどんどん薄れていく。


(,,゚Д゚)(チャペルが消えれば、こちらが有利になる。
     それまで耐えるんだ…)


ギコは、チャペルが消えるまで耐えることを選んだ。


(;^ω^)「まずいお!もう消えてしまうお!!」

(;'A`)「チャペルッ!もう無理だ、そろそろお前消えるぞ!?」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:46:12.99 ID:Ycs1b4N30


チャペルはボウッと、姿が消えては現れ、消えれは現れを繰り返す。


( ゚−゚)「…そろそろ、消えちゃうかな…」

(,,゚Д゚)(…チャンスか!?)


ギコは、チャペルが消える瞬間を待ち、攻撃態勢に入る。


(,,゚Д゚)(よし、そろそろ…)

( ゚−゚)「残念だけど、僕はこのままじゃ終わらないよ」

(,,゚Д゚)「!?」



そう言うと、チャペルは最後の力を振り絞って、

ギコを後ろから押さえつけた。





25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:47:16.94 ID:Ycs1b4N30



(,;゚Д゚)「なっ…離せ!!」


すると、ギコの体もチャペルと同じように、薄れていった。


(,;゚Д゚)「何!?」

( ゚−゚)「倒せないなら…君も道連れだ。
    僕と同じように、存在してはならないものになるといい」

(,;゚Д゚)「な……なっ……!!」


ギコの姿は、消えては現れ、消えては現われを繰り返し、
どんどん透けて、薄れていく。


(,;゚Д゚)「離せ!!離しやがれ!!」


全力で暴れるが、全力で押さえつけているチャペルには敵わなかった。
剣を振るおうにも、チャペルは後ろにいるため振るえない。
それに、チャペルはマーダーをこちらへ向け、暴れないようにしている。




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:48:11.28 ID:Ycs1b4N30


(,;゚Д゚)「勝てないからって卑怯だぞ!!」

( ゚−゚)「卑怯なのは君も同じだよ」

(,;゚Д゚)「クソッ…。しぃ!しぃ!!助けてくれ!!」


しぃに助けを求めるが、しぃはブーンとドクオに剣を向けられ、
動けない状態だった。




( ゚−゚)「じゃあこんな形で悪いけど、ブーン、ドクオ、後はよろしく」

(,;゚Д゚)「ああああぁぁあぁあぁああああぁあぁぁぁぁ」




そうして、ギコはチャペルと共に消えてった。








27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:49:14.35 ID:Ycs1b4N30



[#.?]



(,;゚Д゚)「次のギコがやられた…?」

(,;゚Д゚)「そんなはずはない!俺は強いんだ!!
     この世界の王者なんだ!!」

(,;゚Д゚)「嘘だ…嘘だ…!!仇に負けるなんて!!」

(,;゚Д゚)「その為に干渉する方法を必死で探って、
     過去の出来ごとをギコに教えたんだ!!」

(,;゚Д゚)「俺がまたこの世界を滅ぼしてやるんだ!!!!」

(,;゚Д゚)「消えたなんて、嘘だ……。……あ…?」


(,;゚Д゚)「…体が……透け…?」


(,;゚Д゚)「…え…」





28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:50:09.30 ID:Ycs1b4N30



[5.世界]



二つの国がありました 空の国と海の国がありました

空の国は 空中庭園と呼ぶに相応しい国でした

海の国は 海底都市と呼ぶに相応しい国でした



―あるとき不思議な二つの剣 二つの国に落っこちて

―二つの剣が認めし二人 国を治める騎士となる


―あるとき不思議な二つの楽器 二つの国に落っこちて

―二つの楽器が認めし二人 騎士を支える女神となる



けれどもあるとき 二つの剣と二つの楽器ではない

もう一つの剣と もう一つの楽器が現れた


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:50:57.99 ID:Ycs1b4N30

それを手に取った二人の男女 二つの国と争った

二つの国のその間には もう一つの国ができてしまった



何度も何度も戦って ついに騎士は勝利した

二人の騎士は 勝利した



けれども世界には 誰もいなかった

女神も誰も いなかった




その後 世界は 繰り返された




空に浮かぶ国 海の底の国 どちらでもない国

どこかの国の どこかに伝わる 誰かのおはなし



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:51:32.82 ID:Ycs1b4N30




それは


世界≠ノ伝わる


世界$「界のお話。






誰も知らないお話。








[( ^ω^)空中庭園と海中都市のようです]


end

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:55:35.78 ID:Ycs1b4N30
キリわるいね!
書き溜めしていたものの不要な部分を消したらこうなった

すみません

…すみません

一応完結です。全然人いないけど投下完了しました。
もうね、わけわからん。
もし見ていてくれた人、感謝します。ありがとうございます。

それでは

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:56:44.14 ID:sEcQF+qFP
乙!
楽しませてもらった
面白かったよ

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 01:57:12.85 ID:xKpQTQBd0
乙。よかったよ
次回作もきたいしてまってる

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 02:00:01.99 ID:Ycs1b4N30
ありがとうございますありがとうございます。

次は短編だと思いますが、すぐに投下すると思います。
よろしくお願いします。

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 02:30:10.93 ID:xKpQTQBd0
そういえばこの作品、全部リアルタイムで見れた、こーゆーの初めてだわ

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/31(土) 02:33:19.49 ID:7Xd+x63/0
乙!超乙!

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